Big-Hope News 381

連日30度越えの日が続きいよいよ夏がやってきました。先日の6月21日(土曜日)は一年で最も昼の時間が長くなる「夏至(げし)」の日でした。日の出が4時25分、日の入りが9時00分で、昼の長さが14時間35分もありました。緯度の高い北極圏では夏至の日には太陽が沈まない「白夜」となります。

このように春分や秋分、冬至、夏至などの四季の移り変わりがあるのは、地球の地軸が23.4度傾いているお陰です。水星や金星は軸の傾きがなく季節の変化もありません。

それではどうして地球の地軸が23.4度も傾いてしまったのでしょうか。それははるか昔に起こった地球と巨大な天体との衝突が原因とされています。この天体は「テイア」と呼ばれていて、この衝突により地球に大きな穴が開き、この衝突で発生した大量の塵や瓦礫が地球の周りに飛び出し、やがて月を形成したと考えられています。この衝突が地球のバランスを崩し、地軸が現在のように23.4度傾く結果となったそうです。地球にとっては大きな試練だった天体の衝突の後に、地軸が23.4度傾いたお陰ですばらしい四季の恵みを与えてもらったことはとても不思議に思います。

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