ゴールデンウイークの5月4日に山に登ってきました。山登りのマナーとして向こうからやってくる人とすれ違う際、お互いに「こんにちは」と挨拶を交わします。同じ山登りの苦労をしている仲間だからこその挨拶だと思われますが、刻一刻と変わる登山道の状況を知る情報交換の意味でも挨拶はとても大事です。また山での遭難者がいた場合「〇〇尾根であの人とすれ違った」などと目撃情報があれば、救助隊の方も遭難場所を特定しやすくなり、早期救助に繋がります。何気ない挨拶が実はとても大事な要素を含んでいるようです。
もともとは「挨拶」の「挨」には推し量る・触れる。「拶」にはせまる・掘り下げるという意味があります。つまり,なにげない簡単な言葉 を交わしながら(会話しながら),その人の状態(健康状態や気持ちなど)を推し量る目的 があったといいます。何気ない言葉であっても互いに目を合わせて言葉以外の「何か」を感じ取ることが大切 なのではないでしょうか
アメリカやヨーロッパなどの多民族国家では他人に対する警戒心がとても強いそうです。ですから「私は安心な人間ですよ!」と相手の警戒心を解くために挨拶は欠かせないそうです。
なにはともあれ、挨拶を交わすとうれしい気持ちや、すがすがしい気持ちになります。今日も元気に挨拶を交わしていきましょう。「Good Luck!」「Nice to meet you!」「こんにちは!」

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